鼻血の止め方
2012.05.10
「鼻をぶつけた」、「鼻をほじった」、「のぼせて自然と出てきた」
・・・で、鼻からの突然の出血!!!
突然のことに、驚きあわてたことは、どなたも1回は経験があるのではないでしょうか?
あわてますよね~。
真っ赤な鮮血が、どくどくと流れ出ると。
ただ、大部分の場合、最初のうちの2~3分の出血が多く、後はだんだん少なくなってきます。
昔は、鼻に詰め物をして上を向かせ、首と頭の境目をトントンと叩いたものです。
けれども現在、赤十字では「鼻っ柱をつかんで、下を向かせる」という方法がとられています。
上を向かせると、戻った血が喉につまり、窒息する可能性があるからだそうです。
ある程度落ち着いてきましたら、血が下にたれないことを確認して、次のことをやってみましょう。
まず・・・
立った姿勢で、息を吸いながら、両手を肩口から頭の所まであげ
(手のひらを外向きにしたばんざいの姿勢)、脱力をして手を下に落とす動作をします。
それを3回の呼吸をあけて3回~5回くらいおこないます。
要は、頭に上っている気血を足のほうに下げる様にしているのです。
お子様でも、2~3歳くらいからなら親御さんがやってあげるとできます。
大人の場合ですと、場所によっては手を上げるのが恥ずかしい場合などもあると思います。
そんな場合は、深呼吸をして、頭にある「なにか」を足元に下げてやる気持ちで、
やるのもいいと思います(手の動作をつけたほうが、効果は高いですが・・・)。
私も何度か鼻血が出たときにやっていますし、小さい子供にもやってうまくいったことが何度もあります。
ぜひ、とっさの鼻血のときに応急処置のひとつとして使ってみてください。