カテゴリー: ツボ
緊張をやわらげるツボ☆~受験にむけて~
2013.02.19
2月は受験生にとって、人生の分かれ目の時!ですね。
わが娘も私立受験は終わりましたが、今週の土曜日が都立高校の受験日です。
そんな娘に日々教えているのが、緊張した時にリラックスして、
平常時の自分の実力をいかに出し切れるか・・・ということ。
まず、朝は朝ご飯をしっかり食べさせます。
次に受験会場につくまで、ガムを噛み続けさせています。
「噛む」という咀嚼行動は、脳の血流をよくするからです。
会場について席に着席したら、なんとなくソワソワ、緊張しますよね。
すると、人間は各関節の動きが悪くなります。
2月は当然、寒いのも重なり、さらに手の動きが悪くなります。
それを緩和させるために、緊張を和らげるツボを押しながら、
手関節の動きをよくする方法を、毎日特訓させています。
練習していないと、いざ本番ではできなくなってしまうからです。
まず、「緊張をやわらげるツボ」。
←ココ。「神門(しんもん)」と言います。
手の少陰心経で、効能は・・・
「心痛、動悸、不眠、手掌熱、ヒステリー、精神病、鎮静安神作用、自律神経調節作用など」
(『経穴マップ』医歯薬出版より)
場所は、手首の横ジワの小指の端、少しくぼんだところになります。
ここを・・・
以上のように拇指で押しながら・・・
手を上下にゆさぶります。
すると、緊張をやわらげながら、手関節をゆるめることになるのです。
どうぞ、受験時にためしてみてください(^.^)♪
動悸に効くツボ(自律神経失調症の場合)☆
2012.08.29
私は自律神経のバランスをとるのがヘタなようです。
なので、ストレスがたまっていたり、寝不足が続くと、動悸や不整脈が出ます(*_*)★
心臓の検査では、どっこも何ともないのですが・・・。
知り合いのdoctorに言わせると、
「君は交感神経と副交感神経の切り替えがヘタなんだねぇ」
・・・だそうで・・・。
そうは分かっていても、症状が出ると辛くなっちゃいます。
そんな時、以下のツボを押して、症状を抑えます。
それが↓↓↓
「?門」(げきもん)です。
腕の内側(屈筋側)のど真ん中です。
このツボは手の心包経で、効能は・・・
「正中神経麻痺、心胸痛、動悸、喀血、吐血、心臓疾患、ヒステリー、精神病」
(『経穴マップ』医歯薬出版株式会社)・・・です。
まさに、心臓疾患症状の特効ツボです。
動悸で辛いときなど、ここを押すだけでラクになります。
症状が治まるまで、ジッーっと押していてください。
ただし、ココを押しても動悸が治まらない、動悸が頻繁におきる、
冷や汗を伴うなどの症状がある場合は必ず病院へ行ってくださいね。
また、心臓疾患の疑いがある場合は、その場で症状が治まっても、やっぱり病院へ行ってください(^.^)。
せんねん灸の使い方☆
2012.04.14
誰でも、気軽に使えるお灸―それが、「せんねん灸」です。
←今、うちで使っている「せんねん灸」です。
基本的に、お灸は灸師という国家資格の人しか出来ません。
なぜなら、皮膚に直接危険な「もぐさ」を置くことになるからです。
取り扱いにはしっかりとした知識と技術が必要になります。
そこで、素人でも出来る「せんねん灸」というお灸が開発されました。
直接皮膚にお灸が触れませんので、素人でも充分に扱えます。
なおかつ、お灸のよさである「熱」を伝えることも、もぐさの成分もしっかり皮膚に伝わります。
しかも、「熱いのは苦手かも・・・」と、ちょっと怖い人でも大丈夫!
↑↑のように、熱の段階が「弱」から「強」まであります。
恐い人は、「弱」から試してみてください!
お灸の効果は・・・
「何らかの原因で一時的に衰え、停滞したからだの組織に、もぐさの成分と熱刺激を与え、
活性化し、本来からだの持っている生命力を蘇らせ、回復へと導くものです」
―――せんねん灸取扱説明書より
そのよさを兼ね備えたせんねん灸を使わない手はないと思います。
お灸は、基本的に「ツボ」の上におきます。
「せんねん灸」の取扱説明書には、おもなツボの場所が書いてあります。
実際には、そのあたりを撫でたり押したりしながら、痛みやしこりがあるところを探します。
まず・・・。
せんねん灸の裏の台紙をはがします。
マッチ、ライターで上部に火をつけます。
火のついたせんねん灸を先ほどのポイントに乗せます。
もぐさが徐々に燃え、約4分で熱さを感じ(この時点で煙が出ます)
最後に”キュッ”と熱さを感じて火が消えます。
火が消えてもお灸の効果は持続していきますので、
台紙が冷えてきてから取り除いてください(約2分)。
からだの血流がよくなり、せんねん灸をしたあたりからホンワリ、ジンワリと温かさが出てきます。
1日1壮~3壮(「せんねん灸」の1個を1壮といいます)、やってみてください。
定期的に繰り返すことで、からだの機能回復が図られます。
特に、慢性的な冷えにはお灸が効果的だと思います。
ただ、注意事項として、「低温やけど」の可能性があります。
熱い、これはいけないと思ったら、台紙ごとせんねん灸を取ってください。
そのあと、少しの間、親指で熱かった所をじーっと押して熱が冷めるのを待ってください。
熱が冷めたらおしまいにします。
以上で、せんねん灸のしかたを終わりますが、
もし、せんねん灸を体感したい方がいらっしゃいましたら、ぜひ、当店へお越しください。
整体の上田でした(^^)
P.S:かなり効きますよぉ~。私は「冷え性」や「胃痛」が、これでだいぶラクになりました\(^o^)/(by 内田)
高血圧症に効くツボ☆その2
2012.04.13
整体の上田です(^-^)
前回1月の、「高血圧症候群に効果のあるツボ☆その1」に続いて、
今日は「高血圧症に効果のあるツボ☆その2」をご紹介したいと思います(^^)
今回も手と足のツボを、1箇所ずつ使います。
手の小指外側の「後けい(こうけい)」と、足の外踝の下約1センチの「申脈(しんみゃく)」です。
①太陽小腸経「後けい」(効能):頭部充血性の諸症状、前腕の痙攣や痛み)『鍼灸実用経穴学』より
←ココです。小指の外側、小指を曲げた時の横じまのハジです。
②太陽膀胱経「申脈」 (効能):癲癇・眩暈、脊髄疲れによる足の衰弱、足首の捻挫)『鍼灸実用経穴学』より
←ココです。足の外側のくるぶしの頂点から、約1㎝下のところにあります。
この2つのツボも、セットにして使うと効果があがります。
ちなみに、頭痛にもよいです☆
どちらかというと、頭の片側がズキンズキンと痛い(脈を打っているのと同じ痛みでどちらかといえば急性のもの)場合に使います。
高血圧に対する処置として用いる場合には、左手の後けいと、右足の申脈です。
頭痛に対する処置として用いる場合には、痛みのある側を操作します。
痛みが消えるか、感じ方に何らかの変化があるまで、
「の」の字を描くように、ジンワリ押圧してください。
前回同様、その場所にせんねん灸を1日に、1~3壮ほどやっていただくのもいい方法です。
ぜひお試しください(^^)。
ちなみに・・・。
均整整体ではこの方法で、身体のねじれが取れるという成果を出しています(^^♪
高血圧症に効くツボ☆その1
2012.01.25
今回は、高血圧症候群に効果のあるツボを紹介したいと思います。
まず、手首内側の「列欠(れっけつ)」と、足首内踝下の「照海(しょうかい)」です。
①太陰肺径「列欠」:効能:顔面神経痛・上肢麻痺・呼吸器、心臓等からの呼吸微弱(少気)『鍼灸実用経穴学』より
②少陰腎経「照海」:効能:婦人科疾患・手足の運動麻痺・足関節の炎症、リウマチ、捻挫等『鍼灸実用経穴学』より
この2つのツボは、セットにして効果のあることは確かです。
※この組み合わせは奇脈応用という方法です。説明すると難しくなるので省略します※
高血圧症候群でも、今回は特に慢性と思われる場合に使います。
左写真:「列欠」・・・手首内側の親指からおりて伸びた延長線上で、手首のラインから親指幅2本分のところ
右写真:「照海」・・・まっすぐ立った時の足内くるぶしの直下のくぼみのところ
写真では、左手と右足になっていますが、ツボを押してみて痛みのあるほうでいいです。
「の」の字を描くように、ジンワリ押圧してください。
痛みが消えるまでやってみてください。
1回の刺激では、なかなか血圧が下がったという状態までは行かないかもしれません。
ですが、毎日続けてやっていただくと、効果が上ってきます。
ちなみに、その場所にせんねん灸を1日に、1~3壮ほどやっていただくのもいい方法です。
ぜひお試しください(^^)。
ちなみに・・・。
均整整体ではこの方法で、身体の左右のバランスをも取れるという結果を出しています(^^♪